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みなさんお元気ですか?
第2回も無事、盛況のもとに終わり、現在第3回の企画を長屋さんと練っているところです。みなさんお楽しみに! さて、ご存知のことと思いますが、ディオニュソス企画については、長屋さんの公式ホームページ内でとりあげられておりますので、このブログはそちらのページに引き継がれることになりました。 第3回の情報などを含め、ご意見、ご感想などはBlue Book Diary by 長屋和哉へお書き込みください。 これからもよろしくお願いします。 dragon mountain拝 #
by dragonmountain
| 2006-05-17 21:05
| 事務連絡
昨年11月の第1回に続き、いよいよ第2回の詳細が決まりました!
どうぞ、お読みください! 『ディオニュソスをめぐってpart2』は、八ヶ岳で開催されます。テーマは、縄文のスピリチュアリティ。縄文土器に描かれた図像を通して、数千年もの太古の人々が感じ、考え、信じていたであろう世界観に迫ります。 八ヶ岳南麓は、縄文中期、多くの人々が暮らす土地でした。今でも数多くの土器や土偶が出土し、その造形の美しさ、素晴らしさは火炎土器に勝るとも劣りません。そして、焚き火をする会場のすぐ脇は藤内遺跡といって、とても重要な土器、土偶などが出土した場所です。 夜、火のもとで、数千年前の世界を感じてください。 私たちの始源であり、母胎である太古のスピリットに触れてください。 皆さまのご参加をお待ちしております! 詳細は、ame-ambient『ディオニュソスをめぐって』をご覧くださいませ。 テーマ:『月と不死、縄文のスピリチュアリティ』について 縄文時代は約1万年続いたと云われており、私たち日本列島に暮らす人間の精神・文化の大いなる母胎である。しかし歴史書があるわけでもなく、私たちがその母胎について知る手がかりはとても少ない。私たちに遺されているものは、縄文土器に残された様々な文様や図像、土偶、仮面、石棒などである。 今回お招きする小林公明氏が館長を務める井戸尻考古館は、それらの手がかりと記紀などの神話から、縄文時代の人々が一体何を思い、考え、信仰していたかを再現する試みを続けているきわめてユニークな考古学資料館である。藤内遺跡という縄文のオマージュにあふれた場所で、そんな考古館の館長である小林公明氏のお話を聴くのである。 夜。焚き火の火を囲んで、縄文のスピリチュアリティに想いを馳せるのだ。 私たちの母胎、私たちのスピリチュアリティの源泉へ。 そして、焚き火の翌日は、小林公明館長のご案内をいただき、井戸尻考古館に所蔵されている数多くの素晴らしい縄文土器を見ながらご説明をいただくことになっている。実際に目のあたりにする縄文土器はひときわ迫力があり、その解説を聞けることは稀な機会でもある。 縄文は「野性の思考」である。 そこにはおそらく組織的な宗教はなかっただろうし、「神」すらも現代とは違った様態で考えられていただろう。むしろ、そこは精霊が跋扈し、野性の群れが横切る場所であり、彼らはその大いなる流動体をまるごとつかみ取るのである。 そして「月と不死」とは、ロシアの民俗学者ネフスキーの著書のタイトルであり、生命の永遠を現わしている。そう、生命は破壊されない。ギリシアでは生命を現わす言葉に2つがあり、そのひとつはビオスといって個体的な生命を意味する。このビオスは個体が死ぬと消滅する。しかし、もうひとつの生命の様相があり、それは個体の死を超えて永続する<生命の力>そのものであり、これはゾーエーと呼ばれる。ゾーエーはディオニュソスと深く関わり、そして、生命を永遠に回帰する何者かであると思考する縄文とも深く関わる。 焚き火。 火のもとで、炙り出される言葉たち。 夜の闇。 縄文の土地の気配のもとで。 #
by dragonmountain
| 2006-01-08 03:26
| 第2回〜月と不死、縄文
人類学の事例にあるように、 シャーマンは、具体的なひとつの共同体とともに顕れる。 それは人類普遍の能力でもある。 やがて共同体が固定化し、大きく、強固になるにつれて、 シャーマンは消えてゆく。 小さく具体的な共同体のひとつひとつが崩れ去るとき、 ひとりひとりのシャーマンは、 どこへ消えてゆくのか。 人類普遍の能力をあらわすシャーマンへの 我々の欲望もまた、 昔話のひとつとして潰えてしまうのか。 否。 それが人類とともにある能力である限り、 それは、そこかしこに、しかし密かに偏在する。 そしてそれが密かにではあれ、 どんなひとつの片隅にでも偏在する限り、 我々はそのかすかな臭いを嗅ぎとり、それを欲望する。 そうして、その欲望を敏感に嗅ぎとる者達が現れる。 待て。 欲望があまねく行きわたるそのときに出現するものを疑え。 世界をダイレクトに覆う者。 具体的な名を持たない、普遍的な?シャーマン。 あるいは「シャーマニズム」。 それは、シャーマンの名を騙る別のもの、 イデオロギー、あるいは、 ファシズムの別名である。 もう一度思い出そう。 シャーマンとは具体的な共同体とともに出現したことを。 そして、それが固定化し、 大きく強固になるにつれて消えていったことを。 そう。 我々が憎んだ、あの共同体の強固さ。 それこそが、シャーマンを滅ぼす力である。 固定化しない具体的な共同体を切り結ぶのだ。 具体的な一回性の共同体。 それを我々は「群れ」と呼ぼう。 我々の群れをなせ。 南に、西に、群れをなせ。 北の共同体を離れ、東の共同体を崩して、群れをなせ。 自由に偏在する群れをなすのだ。 そして、具体的なその場所にうずくまるのだ。 そうして欲望するのだ、 具体的な一回限りの群れにおいて。 我々のシャーマンを。 聴け、跳躍せよ、賭けよ。 シャーマンのように。 dragonmountain 折井 #
by dragonmountain
| 2005-12-13 00:41
| 第1回〜音楽とシャーマニズム
みなさん寒くなってきましたね。
ディオニュソスの第2回について、長屋さんを交えてスタッフで作戦を練っているところです。 次回の場所は八ヶ岳、キーワードは「縄文」になりそうです。もちろん、前回のようにスペシャルゲストもいらっしゃる予定です。お楽しみに。 ★ さて、第1回のイベントに参加された大阪のある女性が、「ぜひ連絡をとってお話をもっと聞いてみたい」という方がいらっしゃいるそうで、「名前や連絡先を聞きそびれたので、ブログで声をかけてみてくれないでしょうか」とお願いされました。 焚き火のときに太鼓を叩く友達についてお話しされていた女性だそうです。 本当はもっと詳しい情報があるのですが、焚き火というある意味でプライベートな時空間で語るのと、このような公共の場に書くのはちょっと意味が違ってくるので、省略させていただきました。ご理解ください。 もし、そのご本人がこのブログを読んでいらっしゃるなら、一度事務局までメールをいただけないでしょうか? お取次ぎをさせていただきます。なお、事務局としてはその方が誰かを存じ上げまておりせん。お返事をくださるかどうかのご判断はおまかせしますので、お気軽にお考えください。 dragonmountain@hotmail.co.jpです。 よろしくお願いします。 dragonmountain 高橋拝 #
by dragonmountain
| 2005-12-08 18:41
『ディオニュソスをめぐってPart1〜音楽とシャーマニズム』に参加くださった皆さん、本当にどうもありがとうございました! そしてお疲れさまでした。翌日27日は、皆さん無事に家に戻られたでしょうか?
そして、ゲストの北村さん、ビジュアルフォークロアの阿部さん、本当にどうもありがとうございました。午前2時をまわるまで、素晴らしいお話をしてくださり、また参加してくださった皆さんのお話に真摯に耳を傾け、ハートのこもった言葉を投げかけてくださり、僕は感謝でいっぱいです。 大きな火を囲み、ああして皆さんのお話に耳を傾けていると、すべての言葉がなにか特別なオーラのようなものを纏って、僕の耳にまで届いてくるようでした。あれもまた火の力なのでしょうか。 本当はもっともっと長い時間をかけて聞いてみたかった。いま、そう思います。 あのディオニュソスの場所には、なぜだか「聴く」ことへの力が働いていたようでした。たくさんの魅力的な言葉が、あの場所に溢れていました。 それは本当に、類いまれなことです。美しいことです。 そして、闇の中で燃え上がるあの火を、皆さんが家へ持ち帰ってくださったことを、僕は願っています。夜の静寂に明滅していた言葉、火の粉、静かな気持ちの揺らめき。そんなすべてを、皆さんも思い出してくださるでしょうか? 皆さんとまたお会いしたいです。旧友と再会するように、また焚き火のもとで会いましょう。 火の力のもと、ディオニュソスの場所で。 #
by dragonmountain
| 2005-11-29 01:01
| 第1回〜音楽とシャーマニズム
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